熟練した職人の手によって生み出されるその曲線は、その艶やかさと圧倒的な存在感で見る者を魅了してやまない。
徹底的に排気効率を上げる為に研究に研究を重ね、量産の時代に逆行するかの様に1本1本を手作業により作り出す。
マルチに乗る諸兄なら一度は憧れるであろう手曲げの集合マフラー。
単なる工業製品の枠を超えた芸術品である。
・・・・・耳を澄ますと聞こえて来ませんか?
今日も工場の奥から 「来てます、キテマス、来まくりやがってます!」 って声が。
そうです、手曲げのエキパイはおててから出るあのチカラで曲げられてたんですね。
でもその工場にMr.マリックやユリ・ゲラーが働いているかはわかりません。
ちなみに彼らはステンやチタンも曲げられるのでしょうか? チョット気になりますね。
あっ

、もしかしたら米村でんじろう先生かもしれませんね。
先生ならそんなチカラが無くても、ステンでもチタンでもあっさり曲げちゃいそうですから。
まぁ、別に誰が曲げててもいいんですよ、あのセクシーな曲線さえあれば・・・。
パイプ&曲線フェチのオレはあの曲線を眺めているだけで確実に3回はイケますから。
何処にイクかは教えられません、秘密です。
話はさかのぼること20年前。
当時高校生のオレも挑戦してみました、パイプの手曲げに。
当時からパイプ&曲線フェチだったオレは、毎日学校の実習室にコモってバーナー

片手にパイプを曲げまくっていました。
ひたすら理想の曲線を求めて・・・・・。
一口にパイプを曲げると言っても結構難しいです。
ただバーナーで炙ってチカラ任せに曲げりゃいいってもんじゃないです。
パイプの中に砂を詰めてバーナーで炙って曲げるんですが、そのときにRの内側が潰れないようにするのが難しいんです。
パイプをジッと見つめ、指でスリスリしながら「ここか?ここがエエのか?」と問いかければ、
「あんっ

そこはダメよ!もっと下よ

」とパイプが教えてくれたかどうかは忘れましたが、パイプの太さや曲げる角度によっても炙りを入れる場所が違うのでコツを掴むまで結構大変です。
最初は毎日毎日泣きながらパイプと格闘してましたね。
で、高校生の分際でなにをそんなエロオヤジみたいな事をしてたかと言うと、実は部活でエコランカーなるモノを製作してまして、そのフレームを作ってたんですね。
エコランカーってのはガソリン1リットルで何km走れるかって言うアレです。
部のガレージに転がってたカブのエンジンを使って、拾ってきたチャリンコのタイヤを流用して作りました。
いざ出来上がって、どれくらい走ったかと言うと実走300mくらいですかね。

鉄のフレームに直付けしたカブのエンジンの振動が予想以上に激しかった事と、フロント周りの強度不足によりFタイヤが脱落しましたから。
たった300mしか走ってないのにク
ラッシュしたF1の様なお姿になってしまい、急遽ピットインしました。
F1なら急ピッチで修復されるのですが、エコちゃんはそうはいきません。
ガレージに戻ったエコちゃんはどうなったかと申しますと、白い布を被せられ放置プレイされていました。
この頃から白い布にフシギなチカラがあったかどうかは解りませんが、部員の現実逃避の為、放置プレイと相成りました。
ちなみにオレが放置プレイをしたのは後にも先にもこのときだけです。たぶん・・・。
本人が放置したのを忘れてしまっている可能性は否定できませんが・・・。
今回は全然バイクと関係ない話になってしまいました。
次回から、ちゃんとしたBikeBlogに戻れるのかどうか不安ですが、きっと大丈夫でしょう。
って元々全然ちゃんとしてませんでしたね。