「美しいデザインには華がある。華のないデザインに美しさはない。」自動車でもプロダクトでもそれは同じ。
世界にはこれまで数多くのデザインの車が生み出されてきましたが、その中でも一際の輝きを放つ華のある車もまた数多く存在する。そんな車を新旧交えて取り上げていきたいと思う。

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快速の超絶なる巨象  2006年03月17日(金)
一昨日取り上げた、「ベントレー コンチネンタルR」は浮世離れした超弩級クーペだったが、この車をベースとし、”R”のさらに上をいく超俗ぶりを見せるのが、今回取り上げる「ベントレー・アズール」だ。

”R”と見比べて頂くとすぐにわかると思うが、基本的には”R”のコンポーネントを利用したコンバーチブルである。基本的にはただそれだけのことなのだ。だが、それをベントレー、しかもただでさえ超絶した存在の、コンチネンタルRを変身させたこの贅沢なオープンモデルである。
一体どのような言葉で表せばいいのだろうか。高貴とか優雅といった言葉だけではとても言い尽くせるものではない。

オープン化に際しベントレーに協力の手をさしのべたのはもともと協力関係にあり、この種の作業を数多く手がけていたイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナである。
この作業の際、ボディー強化のためなどでオリジナルの”R”と比べて200Kgほど車重は増えているが、ターボS用のインタークーラーターボと、コスワースのF1技術であるザイテックのエンジン・マネジメント・システムによって、最高速度240km/h、0-100km/hが7秒以下といわれ、過不足ないパワーを供給する。

車名である”アズール=Azure”は、地中海のコートダジュール=Cote d' Azur(紺碧海岸)で分かるように、スカイブルーを表すフランス語”Azur”に因んでいる。操縦席の上に広がる空は、陸を走るこの車にとっての”Azure”なのだ。



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